少しずつ涼しい日が増えて、
お店ではそろそろ北海道の母が編みためた靴下を並べようと
準備中です。
靴下が届く時は、時にはこんな風に
色々な"ふるさと"なものたちが、
ポストイットに貼られた、母のメッセージ付きで届きます。
「お父さんがヨナヨナテープにとってます。メールしてあげてね。」
（父が私達のためにBSでやっているファッション通信などを録画して送ってくれるのです）
とか、
介護で忙しい私達に
「ファイト 人生には色々なことがあって、
今がんばれば、 あの時はずいぶん頑張ったと思えるから」
と励ましてくれます。
日々追われて、少しささくれてるなー。と思う時
ひとつひとつのメッセージが、特効薬みたいにジワジワ効いて
助けられています。
一方、介護される側の母さんも
とにかく自分にできることを何か・・と考えてくれていて。
今は、何より、私達の手を休めさせてあげること と
デイサービスやショートステイに体の自由がきかないながらも
楽しんで行ってくれるように。
ありがとうー。 二人の母さん。
この世に送り出してくれて、色々経験できています。
感謝。感謝。
この看板は、鎌倉に移った時に古家につけた看板。
確かニューヨークの蚤の市で、パン屋の木箱の端切れを
5ドル位で買ってきたものでしたが、
それにメタルのアルファベットを貼り付けただけのものです。
由比ヶ浜にお店を出した時、
立派な看板を作る予算がなく（トホホ）、とりあえずこの看板をつけたのでした。
3年が過ぎて、グリーンが鬱そうとして看板を包んだら、
何となく昔からそこにあるように、
それなりに馴染んできたような・・。ちょっと嬉しい。
相変わらず、二人だけの小さなお店で、
なんとか成り立っているようなスクランプシャス。
それでも、小さいからこそ生み出せるモノを
丁寧に作っていける喜びは、とても大きな幸せです。
この看板は、表札のようなもので、
きっとこれからもずっと一緒にいるのだろうなぁ。
もう愛着がわいてしまって手放せないし、
自分たちにお似合いですものねぇ。
それにしても、モッサリですな。
少し梳いてあげなくちゃいけませんね。
履き心地がよくて
でも、少しエレガント。
そんな部屋履きが欲しいと思って
クラシカルなコルトレイクリネンと
タイシルクで仕立てました。
こちらもヴラスブラムさんとの
コラボレーションアイテムです。
飛行機で履こう と
デザイナーさんや皆さん。
これはどうやら、自分たちより先に
フランスやベルギーに旅するのか・・
悔しいなぁ。 でも、いってらっしゃい！
巾着やキルトのバッグ。
コルトレイクリネンとアンティークの布。
ミリ単位で縫うのは大変ですが
絵を描くように端切れを繋ぐ楽しみもあり。
たくさんは作れ出せないので
ピピっときたら
ぬいぐるみを抱くように
可愛がってあげて頂けたら・・
そんな我が子を見るような気持ちで
目黒に送り出しました。
ぜひ、お手にとってご覧ください。
一点一点、仕上がりが違いますので
スクランプシャスとヴラスブラムさんでは
全く同じ柄ではありません。
シリアルナンバーもお付けしています。
お気軽にお問い合せ下さい。
8月28日 目黒にVlas Blommeさんの
ショップがオープンされます。
オープンの話を伺った時、
コルトレイクリネンの余り布で何か・・
そんな提案を頂いて、
身近において頂けるものを作らせて頂きました。
まるでアンティークの布を扱っているような
嬉しい錯覚の中で
切り裂きのバッグやルームシューズなどなど
少しクラシカルなラインのデザインにして
手作業で仕立てました。
目黒のVlas Blommeさんのショップと
鎌倉スクランプシャスだけの2店舗で
販売いたします。
糸になる前のリネンのファイバー
クルクルと巻き付けて、針山に。
アクセサリをまち針で
ポロンと乗せて頂いても...
小さなポーチには
フランスのアンティークベルベットを。
フカっとキルトにしました。
大切なものが守られますよう。
※ お写真はVlas Blommeさんの
レセプションパーティーにて..
前夜祭にふさわしい
素敵なパーティーでした。
知的な学者風のシルエットに
優しいリネンのニット素材。
泥初めによる絶妙の発色は
着る人のムードにそっとプラスされ
揺るぎない存在感。
Vlas Blommeより渋みのリネンコートが
入荷いたしました。
46,200 yen (in Tax) size1
48,300 yen (in Tax) size2
夏の素足に真っ白のレザーシューズ。
タップを踏み出すような
その名もダンスシューズ。
白から、卵色、タンカラーへ..
自然とともに変化する様もまた魅力的な靴です。
Mensの５、Ladiesの３が
一点ずつ入荷しました。
その他のお色は
ダークブラウン(Mens, Ladies)
ブラック(Mens)
オリーブ(Ladies)
がございます。
お気軽にお問い合せください。
36,750yen (in Tax)
Brocante Antiques
大家さんの梅の木は
それはそれはもう、たわわに実がなります。
６月の始めに、ポトポト落ちる梅の実を見て、いてもたってもいられなくなったので、
「あのー梅をー」とお声をかけたら「どうぞ どうぞ」と。
そういう時の行動は早いなー。 うちの夫婦は。
２種類の梅の木。
ひとつは大粒でたわわな感じ。 ひとつは小粒。
さぁ どっち！ もちろん万便なくね。両方とも。
収穫時はこの笑顔。
玄関前農園にて。首巻きタオル必須。
父が使っていた梯子が何かと役に立つ場面も多いです。
後日、大家さんの方では、親戚の方など繰り出して、
収穫祭り的な賑わいで、梅をもぎました。
私は、お勝手口に呼ばれ、「梅もっていきなさいよー」とさらに頂きまして。
こんな具合に、蜂蜜漬けとリカーで２種 漬け込みました。
蜂蜜は、今年はアカシヤの蜜でやってみましたが、品のいいお味。（右隣 すでに半分に・・）
リカーはフルーツ酒用のものにしました。
美味しい のですが、
アルコール度のパンチが・・
今日は酔いたいわぁ。 という時にも さして酔わせてくれません。
先日お会いした女性とそんな話をしていたら、氷砂糖を入れずに、甘口の焼酎で漬けるといいわよ。とご教授頂きましたので、来年はそうしよう。と息巻いております。
燻し銀の色合いになってきた庭の紫陽花。
これまた美しいですな。
蝉の鳴き声を聞きながら、今夜は一杯。梅雨明けに乾杯。
※
昨日会った従兄弟の大学生の息子が
「まじ、ヤンくんてレゲエっすよね」（風貌のみ）と言っていたけれど
この写真、レゲエミュージシャン、故郷に帰る。みたいな、
まじ、そんな感じっすね。
口の中で甘くとろけそうな
イギリスやアメリカの古いボタンにバックル。
フランスやベルギーの
愛すべきガラクタなものたち
少しずつ並びはじめました。
補修をして、今週末には店頭に並びます。
英国ハーブ療法士のエレノアさんが
オリジナルのチュニックを着て下さいました。
写真を撮らせて頂いたり
まるで夢を見ていたような不思議な時間を過ごしました。