scrumpcious過去の内容

how beautiful nature's tints

千夏さんの庭の実。

あまりに綺麗な色だからと、お店まで持ってきてくれて。

その実は、しわくちゃなツタにポツンと宝石をつけたような不思議な色合い。
アメジストの深い紫とトルコ石のブルー。混ざったり、色が移り変わったり。

千夏さんが魔法をかけたんじゃないだろうか。
そんなパワーを持っていそうなんだもの。

spin & webbing by Hiromi Ito

手紡ぎ、手織りのマフラー

海際の小さな展示会で手にした時、
生真面目な織り目と対照的なふんわり感で
びっくりしました。
気持ちいいなと、うっとり
両手で触り心地を楽しんでいると
手の平が柔らかくなったような気分。

手織りってこんなにも優しい。

お店には、味ある抹茶色と
ナチュラルなカシミヤのマフラーが
お目見えしています。
ぜひ、店頭で手にとって感じてみてください

もちろん、ご本人もとっても素敵。

tissage à la main
Hiromi Ito

また明日

今日はいい日だったー！　とウキウキすることもあるし、
今日はひどい一日だったな。と、モンヤリすることもあります。

こんな事を書くんですから、ご想像通り、今日はひどい一日でした。（笑）

こんな日は、ブハっとビールを飲み、お笑いを見て大笑いし、 海の匂いを感じ、ウォーと叫び、浜辺で側転をし、挙げ句にすっころび
なぜか、イエーイと古い盛り上がり。

東京の人混みの中だって、山にいたって、海にいたって、外国にいたって なんとかなるもんです。
今、こうしていられることが、佳き日だもの。と、自分たちに言い聞かせるのでした。
また、明日、笑いましょう。

「のっぽちゃん と ぽっちゃりちゃん」

先日、ご近所のお客さまが、
「この前一緒に来た会社の先輩いたでしょ？ その先輩がね・・」
と話し出しました。
先輩とおわす方は、よい具合にお年を召したマダム。
かなりコンサバで、うちのお店にお一人では絶対にいらっしゃらなそうな方。
ご近所さんが面白いお店あるから・・ということで
うちのお店に連れて来て下さいました。

その数日後、また、ご近所さんとマダムが鎌倉でご一緒された時、
突然、「のっぽちゃんとぽっちゃりちゃんのお店は？」
と言ったそう。
のっぽちゃんとぽっちゃりちゃん。
ぽっちゃりという枠に収まらないことを重々承知している私は
「ぽっちゃり」程度に可愛く表現して下さって。
ありがたやー。と思ったのでした。

それにもまして、
のっぽちゃん・ぽっちゃりちゃん　の愛らしい表現が
かなりヴィンテージしていて、みんなでカワイイーと大笑いしたのでした。
お年を召した方は、素敵な方がいっぱいなのです。

feel summer in winter

さらりとお風呂上がりにでも。
和のテイストも入ったキャミソールは
昔の版を復刻させたもの。
肌触りのとてもよいコットン。

70年代終わり頃の真冬
高校生の仲間たちみんなで半袖ティーシャツの上に
厚手の裏ボアのジャケットを着ていました。
暖房のきいた暖かい場所に入ると
さっと半袖になれる身軽さが大好きだった。

冬にキャミソールを着るということ。
冬にしか味わえない心地よさを感じること。

wool mant

自然のものから紡がれた毛糸は
しっとりふかっとして
水通しをすると独特の香り。

こんな毛足の長いマントを着たら
まるで包まれているよう。

優しい目をした、あの羊だったり
草原でノンキなラマだったり。

お店のラックは一気に冬の風景になっています

blanket wraps me

部屋の中でヌクヌクとしながら
外のキンと冷えた空気を眺める幸せ。
窓を曇らせる、湯気の出るポット。

そんな情景と一緒に
ブランケットのある冬の部屋。

スコットランドやポーランドからのブランケット
お店のベンチにごそりと積み重なりました。