scrumpcious過去の内容

春のブラスブラム入荷です

まだ冬本番の寒い日が続く中、
お願いしてありました春のコレクションが
届きはじめています。

アンティークのブラウスよりも
アンティークらしく
数え切れないほど洗いこんできたような
柔らかな風貌。
レースをつけたスタイルは
ベルギーの司祭の制服がモチーフ。

微妙なお色は今回草木染めされています。
65,100yen -再入荷いたしました

上から羽織っているのはローゲージの袖付きストール。
清涼感のある香りはコルトレイクリネン特有のもの。
27,300yen-sold

今回、私たちが一番ときめいたリネンコート。
しとやかで、マニッシュな黒いリネンは
長年着こんだ柔らかさをもっています。
73,500yen-sold

細かな作り・丁寧な縫製・よい素材。
昔は普通だった服作りの基本。
今では、そうしているところがすっかり
減ってしまいました。
ヴラスブラムの服たちは、そういう大切なことを
あたりまえにしているのはもちろん、
ふと、気づくと、裏側に小さな遊びがあったり
抱きしめたくなるほど、愛しいのです。

針山を縫うお針子の旦那

今回、雑貨のページでご紹介している針山は、全て手作りです。
毎夜、食事が終わると床の上にあぐらをかき、
実演販売さながらに、作り続けるのです。
誰って、ヒョロナガなヤンの方がです。

その光景は、まるでカオスの街インドの風景に紛れこんでしまった
職人のようでもあり・・・
なんとなく、私はアイチューンでオリエンタルミュージックなんて
探して、かけてみます。

エヘラエヘラと笑い続けていると、
ちょっとぉー　やめてくれない。と言われたりしますが、
その言葉にちょっと笑いが混じっているので、もう少し鳴らし続けて、
程よいところで、フェードアウトします。
このタイミング絶妙。　怒らせないうちに・・です。

そんな私のいたづらにもめげず、せっせとこしらえ続けました。
女房の私が言うのもなんですが、素材・中綿に使っているたてがみまで
大切に選び、心のこもったひと針ずつの手作りです。

お届けした後も、ずっと末永く可愛がって頂けると嬉しく思います。

keep on... 2008

新しい年の幕開け

澄んだ空気の海の向こうに
格別に綺麗な富士山が姿を見せてくれました。

暮れゆく時間には
何層にも色のグラデーションを作りながら
ゆったりと沈みゆく陽が美しくて
部屋の灯りを消して、ずっと眺めていました。

自然は惜しみなく与えてくれるね。
なんて話しながら2008年のスタートです。

自然から与えてもらった大切なもの
その時に感じた想いを
スクランプシャスなりの形で
バトンタッチしていけたら...と
少々ロマンチックに。

呼吸を整えながら、ゆっくり走りたいと思います。
本年も、どうぞよろしくお願いいたします。