雪の降る節分の日曜日。
ずっと思い続けてきた、スクランプシャスのオリジナルの制作をスタートしました。
思いがけない豪雪で、お店に行くことができなかったことをこれ幸いに、昨晩ひいたパターンを元にとにかく形にしてみよう。と、アンティークの布にはさみを入れ、まずは手縫いでちくちくと仮縫い。
布から形に仕上げるまでは、ヤンの仕事。
チャコの跡をつけたくないので、型紙のラインは糸でひきます。
ギャザーを寄せ、パーツをつなぎ合わせ、とにかく早く形を見たいのです。
できあがった形を引き継いで、刺繍を施していくのが私の役目。まずは思いのまま針を進めてみます。イメージはどこか遙か遠くで咲いている花。
今まで、気恥ずかしくて、こっそりと少しずつ縫い上げたものをお店に置いて「実はこれ創ったんです」とお譲りしてきましたが、今度はじっくりきちんと創りあげていきます。
最初の一歩です。