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一昨年の夏、私達は
「リネンでジーンズなんてできないかねぇ」
と、切望しながら
暑い東京を歩いていました。
昨年のヴラスブラムの展示会で
正夢のような
その、リネンのパンツに出会いました。
見た目は"ジーパン"のそのパンツは
リネン100%だけで作られたもの。
糸を染める行程から
驚くほど、こだわりをもった作り
しなるほどの柔らかさ
白いシャツにサスペンダーをつけて
そんな、懐かしいスタイル。
２サイズの展開です。
Vlas Blomme Linen Painter Pants: 29,400 yen
Hangary canvas shoes:8,925 yen
透き通ったシンと冷えた空気
暖かな手織りのマフラーを首もとに
堅牢のキャンバスシューズを足下に
アスファルトの上でも
砂利道でも
どこを歩いても気持ちがいい
ハンガリーからやってきた
キャンバスシューズは
昔ながらのバルカナイズ製法
軍用の靴を作っていた
社会主義時代のファクトリーで
作られたものですから
洒落っ気はありません。
ジーンズではなく、
別珍のあのスカートにあわせてみたら
ヨーロッパの子供みたいになりそう。
口笛を吹きたくなる。
Hiromi Ito hand weaving muffler : 16,500 yen
Hungary canvas shoes : 8,925 yen
３兄弟。３姉妹。？
並んでいると なぜだか、
そんな風に見えてしまいます。
リネンで手織りをされたマフラーは
伊東ひろみさんのもの。
絵の具を混ぜるように
２本・３本一緒に巻いてみると
絵画のような美しさ。
Hiromi Ito hand weaving linen muffler : 15,000 yen
2009年がスタートしました。
昨年の夏からは、突然スタートした家族の介護で、心ここにあらず。
まるでモノクロームの映画の中にいるようにでしたが・・
年が明けてからは、頑張ったご褒美をもらったように、少しずつ暖かな色合いの時間が多くなりました。
みんなに笑顔が増えました。
毎日の忙しさの中に、小さな喜びを見つけられた時、甘いしずくをコロンと神様が落としてくれたように、やんわりな空気が広がりました。
そして、どれだけの方に暖かい気持ちを頂いて助けられたことか・・
今年は、そのしずくをすくって、少しでもお裾分けできる余裕が持てたら・・ と思います。
2009年、スクランプシャスでご一緒にお楽しみ頂けますように。
２００９年元日は
靴下が届くところからはじまりました。
今回はすべて長靴下で仕上げてもらいましたが、
柄はすべて母幸子のアイデアです。
３日に１足のペースですが、
着実に腕を上げているサっちゃんに感服です。
今日から店頭に並び始めました。
price : 5800 yen
あけまして おめでとうございます。
昨年は、スクランプシャスをご覧下さり
また、店頭に足をお運び下さり
本当にありがとうございました。
2009年の幕開けは いかがお過ごしでしょうか。
皆様にとりまして
健やかな一年となりますよう
お祈りしております。
本年も どうぞ よろしくお願いいたします。
由比ヶ浜のお店は
4日よりスタートいたします。
年末に整理しましたお品を少しだけ
ガレージセールとして店先にお出しする予定です。
ふらりと遊びにいらして下さいね。