この看板は、鎌倉に移った時に古家につけた看板。
確かニューヨークの蚤の市で、パン屋の木箱の端切れを
5ドル位で買ってきたものでしたが、
それにメタルのアルファベットを貼り付けただけのものです。
由比ヶ浜にお店を出した時、
立派な看板を作る予算がなく(トホホ)、とりあえずこの看板をつけたのでした。
3年が過ぎて、グリーンが鬱そうとして看板を包んだら、
何となく昔からそこにあるように、
それなりに馴染んできたような・・。ちょっと嬉しい。
相変わらず、二人だけの小さなお店で、
なんとか成り立っているようなスクランプシャス。
それでも、小さいからこそ生み出せるモノを
丁寧に作っていける喜びは、とても大きな幸せです。
この看板は、表札のようなもので、
きっとこれからもずっと一緒にいるのだろうなぁ。
もう愛着がわいてしまって手放せないし、
自分たちにお似合いですものねぇ。
それにしても、モッサリですな。
少し梳いてあげなくちゃいけませんね。